交換日記〜其の4(1):AWさん「以前のブログを書かれていたときと最近とで、ご自身の恋愛観、人生観に何か変化はありましたか?」前編

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こんにちは!
昨年末にこにくは引っ越しをしたのですが、
引っ越した部屋が最高で、最近はもっぱら家で過ごす休日が最高に幸せです。
東と西に窓があるのだけど、朝も昼下がりも陽が入ってめっちゃきもちいい。

西側の部屋に仕事デスクがあるのですが、そこはこれからの季節はもっぱら一人ビアガーデン状態!
窓辺でぐうたら仕事するための椅子とデスクを買ってしまいました・・
一日中部屋からでないのに黒コゲになるかも・・・いや、いいねん!
って、そろそろ気温も30℃超えてきたよね・・・(汗)
というわけで、そんな灼熱の窓辺から今宵もお送りいたします。

さて、本日はありがたいことに前回のブログ更新後にいただいたメッセージにお返事したく、「交換日記」でございます。

AWさん

以前のブログを書かれていたときと最近とで、ご自身の恋愛観、人生観に何か変化はありましたか?お尋ねしたい理由は、言葉でうまく表現できませんが、人はどのように流れて行くのだろうと知りたかったからです。
「以前のブログ」というのは、Lifestyle & Co.のことです。
と言いますのは、私は、そこでこにくさんが書いていらっしゃった記事にたくさんの幸せに生きるためのヒントが散りばめられていると感じます。
私が特にそこから学んだこととしては、世間的に「幸せってこうあるべき」といった価値観に振り回されて不幸になっている現代人が物凄く多い中、こにくさんの言う素直さの大切さとか、本当に相手を愛していたら、相手がどんな状態であっても赦せる(許せる)だろうということなどです (もちろん、相手との関係で自分が辛ければ諦めて離れるということも)。
そんなこにくさんが「悲恋愛プリンシパル」の記事の中で、弱っていらっしゃった時期がありましたよね。僭越ながら、ご自分を「負け犬」と仰っていたことに、私は「こにくさんらしくないな」と思ってしまいました。正確に言うと、以前のこにくさんから変化があったのだろうということを感じとりました。もちろん、私はブログ上でのこにくさんしか存じませんから、そもそも私に「こにくさんらしさ」を語る資格もないですし、「らしくないですよ!元気だしてください!」と言うつもりもありません。
ただ、Lyfestyle & Co.の中で、あれだけ「真理だな」と思える記事を書いていらっしゃった方がどのような心境の変化を経て、どのように困難な時期を過ごされ、今ご自身の人生等をどのように捉え直されているのか、とても興味があります。

AWさん、とても真摯なメッセージを、どうもありがとうございます!
そして、もちろん一度もお会いしたことなく、コラムという非常に曖昧で脆い媒体を通じても、こにくのことをそのように一生懸命感じ取り、考えてくださったこと、ほんとうにうれしいです。
こういうときに、テクノロジー(インターネット)の凄さを痛感するよね。

そして、とてもタイミングのよいご質問でもあります!ちょっとゾクッとしたくらいでした。
というのも、それは長いことコラムを更新できなかった間に何があったかをみなさんにお伝えしなきゃと思っていた、とかではなく、
こにく自身が、いま自分のあり方や生き方、これからどうするのか、自分は何が本当にしたいのか、自分はどんなときにどんなことを感じるのか、自分にとっての喜びはなにか、自分の「軸」はなんなのか、とかいうような、いわば「自分探し」といわれても仕方ないようなことを
かなり真剣に考えて始めていたからなのでした。

それはつまり、自分の「価値観のみなおし」「自分のやってきたことの棚卸し」「自分という人間の分析」といったようなことをする必要があって
まさにそれにたいする答えとなるような質問を、AWさんはされてこられたからなんですよね・・・!

今までの人生のなかでもそれらのことはいつも考えていたけど、今回はもう一歩深く突っ込んで考えてみようと思っているのです。
こういうことって、考えても仕方ないことだと思っていたし、今でも半ばそう思ってる。
でも、今までだったらそういう悩みを抱えていっときはすっごい考え抜くけど、「考えてもしゃあない!行動や行動!」と思って、とにかく片っ端から興味があってすぐに取り組めそうなことに手を出してきたわけです。
そうこうしているうちに目の前のタスクに追われるようになって、
そうなるとなんとなく周りからも必要とされているような気になるから、一時的には心は充足するのだけど、ふと気づけば「忙殺」されるようになっていて「あれ、アタシなんのためにこれがんばってるんやろう・・・」と思うようになる。
だから、「これではあかん」と思ってすっごい悩んで考え抜くけど、「考えてもしゃあない!行動や行動!」と思って…(以下略)
という、無限ループに陥っていることに気づいたから。

そして、「これではあかん!」と思って打つ次の手が「今の自分ではだめだ」「どうやったらもっと人に必要とされるんやろう」っていうネガティブなモチベーションから選んだものであって、
「◯◯やってみたいなぁ」「◯◯おもしろそう!」なんていうポジティブでピュアなモチベーションだったことがないということにも気づいたから。

ネガティブなモチベーションから始まったことって、やっぱり焦りとか悔しさとかもあるから、一時的なガソリンとしては有効なのだけど、
長期的に自分を焚き付けてくれるかって言う点においては、弱いなって気づいた。

だからこそ「アタシはなにやってるときが幸せなんやろう」なんて、迷い始める。

コラムを読んでくださっている方のなかには、こにくのわりと断定的な物言いや、独特(と言われるからそうなのかなと思っているけども自覚はない)の考え方から、
こにくに迷いや価値観のブレがあるなんてことは想像つかないという方もいらっしゃるかもしれません。
まあ、いまでも実生活で「ほんまはめっちゃ根暗ですよ」と言うと「マジで!全然見えへん!」って言われるけどさ・・・

だから、考えても仕方ないかもしれないけどでも、やっぱりもう一歩突っ込んで、いままでやったら「行動や!」ってハンドル切ってたタイミングでももうちょい踏みとどまって、考えてみよう、と思っている今日このごろなのですよね。

そんななかで、こないだ久々にコラムを更新することができたけど、その前にもときどき過去の自分のコラムを読むことはあって、
でも読めるものもあれば読めないものもあって、読めないのにはいろいろ理由があったりもするのだけど、AWさんの質問にお答えするかたちで、お話したいと思います。

ご自身の恋愛観、人生観に何か変化はありましたか?

こちらへの質問に関しては、「はい」でもあるし「いいえ」でもあるなぁと思います。
まず「恋愛観」について。
これはいろいろな出来事や思いがあって複合的な理由からそうなったと言えるかなぁと思うのですが。
一言でいうと「気が済んだ」のかもしれませんね。

こにく自身が恋愛やパートナーシップに対して思うことというのは、基本的には変わっていません。
いまでも結婚願望はないし彼氏も必要ないし、いい男とはいつでもデートしたいしそれはだいたいいつも可能だし、(あいかわらず)デブでもそこそこモテている、と、思います。
日本における結婚という制度の限界と不十分さ、愛じゃなくて「依存」と「執着」でしかない恋人関係、おおらかさのない人間関係、「人間」という生き物のほんらいのあり方をかなりゆがめなければ生きられないいまの社会への憤怒、とかとか・・・・

で、それらのモヤモヤをLifestyle&Co.という「発表できる場」を提供してもらえて、はじめて言葉にしてお伝えすることができました。
あれがなければライターこにくは誕生していないし、自分の考えていることに価値なんてないと思っていたと思います。
だからそこには「張り切り」とか「気負い」みたいのも、あったなぁと思います。
当時は編集部とのやりとりもあったから、そこでの評価も大事だったし。

で、それで恋愛に関してはL&Cで「一通り語り尽くしたから気が済んだ」というのが、実はあるんです。

同時に、自分も恋愛に関してさほど執着心がなくなったから「気が済んだ」というのも、あると思います。

過去に、いかにこにくがこじらせていたかもL&Cでは事あるごとに言及してきましたが、L&Cで執筆を始めた頃というのは、それまでこじらせていたこにくにたぶん人生初めてといえるモテ期が来た頃だったなと、いまでは冷静に思います。

だから、少し前にも書いていたけど、ほんまに調子乗ってるし、テンション高い!www
そこらへんが恥ずかしくて「こいつ調子乗ってめっちゃはしゃいどるな・・・・orz」と思って、読めない、ってのがありますwww

あの頃は、それまでの人生でまったく思い通りに恋愛(っぽいこと)やセックスをすることができなかったぶん(だってモテはじめたん30過ぎてからやで・・・!)を、取り返そうとしていたのかも、とも思います。
よくあるでしょ、若い頃遊んでなかった人が、ええ歳になって色に溺れる、的な・・・
それとあんまり変わらない感じだったかも。
ただ、こにくはたまたまモテだしたのと同時に「自分には恋愛は必要ない。依存と執着だから。目的は体」という、いささか極端な価値観もインストールされたので、溺れなかっただけで。

それを経て、いま5〜6年ほどかと思いますが、そういう自分自身の恋愛経験の部分でも「気が済んだ」感はあると思います。
モテ期も落ち着いたから、それもあると思うし、ピーク時ほどボーイフレンドの数がなくなったことに対しても別にそんなにじたばたしない。
恋愛に関しては、淡々としているかも。
でも、これも、また出会いがあればそれはまたテンションは上がると思いますよ!!!
ぐふふ!それがないとおもんないやん、人生♡

でも、最近またいろんな本を読んでるのだけど、こにくの「恋愛観」に目から鱗な、またタイムリーワードがやってきて。

それは「モテてからどうするのか問題」。
こにくは「ほんまやな!!!!!!」と、思ったのです。
それを気づかせてくれたのはこちら。

この本には、人が生きる上で「世の中的にすごい大事と思ってること、それってほんまにそんなに大事か?逆に、すごいささいでなおざりにされてることのなかに、むっちゃ大事なことあると僕らは思うで」っていうことがいっぱい書かれていて
読むと、焦っている心の波を鎮めてくれます。

こちらには「世の中のいわゆるモテテクには『どうやったらモテるか』は書いてあるけども、そのあとどうするかをいうのを教えてくれるものはほとんどない」と、
名越先生の鋭い指摘が書いてあって。

まったくそんなこと思い及びもしなかったし、こにく自身がモテるという目的を達成したあとになんかすげえ虚しい、とか思ったことはなかったから(そもそも恋愛に執着がないからか?)
もし、こにくのコラムを読んでモテるようになりました!という方がいらして、
そのあとに「なんか思ってたんと違う・・・・」とかって思ってはる人もいるかもしれないな、とも思ったりしたのです。

モテるということはあくまで「手段」であってそれが「目的」になるとおかしなことになる。
こにくは、モテるようになって「気が済んだ」というところに着地したけど、モテてからどうするのか、っていうのは斬新な切り口かも、って感じました。

そして「人生観」っていうところでいうと、先に述べたように、改めて自分を深掘りして考えているので「これから変わっていくかもしれない」というような答になりますかねぇ。

ただ、L&Cでいまだに根強く読まれているコラム「寂しくて気が狂いそうになることは、ある。こにく的対処法。
これを読み返したとき、ふと気づいたのですが「こんなふうに気が狂いそうになるほど苦しんだり寂しい思いしたりすることは、もうないなぁ・・・」と気づきました。
とはいえ、毎日ぜんぜんへっちゃらでハッピー!イエー!みたいなんでもないですよ、しっとりじっとりと「ウーン・・・・・」と思考をめぐらしてなんとなくテンションはロー、とか、ソワソワ落ち着かなくて不安いっぱい、みたいなのはよくあるので、
それでいくとどぉおおおおおおおおおおんんんと、あのコラムみたく「気が狂う」くらい落ちきったほうが浮上する力が強いかもしれないから、一長一短かもね。

でも、最近もよく思うのですが、自分の変化って、自分ではわからないことのほうが多いのではないかと思うのです。
言い換えると、けっこうデカイ「本当の変化」って、自分では気づきにくい、ってかんじ。

内面の変化や、価値観の変化も、たとえばコラムを書いていたからたまたま「あ、気が狂うほど寂しくなることはもうないなぁ」と気づいたわけで、
これって、すっごく大きな変化だけど、酒の飲み過ぎで脳が溶けていってるあほなこにくは気づきませんでした。

また、人からも最近「めっちゃ変わった!」と(いい意味で)言われることが続いたのですが、自分では「そうか?」と思う程度。
だから周りに対して「前はどんだけアタシのこと見てへんかったんや」なんて心の中で毒づいたりもしたけど、
でも、いやまてよと思ったのです。

ほんとに大きな変化って自分ではわからないのかも、と。
なぜなら、それって「変化」というか「ほんらいの自分に戻る」ことだからだなと。

L&Cでこにくがイケイケ恋愛論をぶっていたとき、その直前にはその価値観はまあまあ急激に変わるきっかけがあって、当時の女友達とは価値観が合わなくなって、付き合わなくなりました。
だから友達は「こにく、急に変わった」って思っているかもしれない。

でも、その恋愛観の変化も、コラムに書いてきたとおり、メディアや社会的抑圧やへんな世間体なんかで「勝手に思い込まされていただけ」と気づいたから、そこから解放されただけのこと。

つまり、「よけいな鎧を脱いだ」っていうかんじ。
だから、こにくの持論には小手先のテクニックはないし、シンプル。

でも、本来みんなちゃんと個々に生きる力も魅力も個性も才能も愛もあって、それをいろんなしがらみや抑圧や幻想によって「ないと思い込まされてる」だけなんやよねぇ。
スピリチュアルな本を読んだことがあったり「潜在意識」なんかについて学んだことがある人には、知識としては理解できるはず。

こにくは、それを最近「あー。こういうことねー」と、実感しておるのです。
だから「価値観の変化」があるか、というと、「うーん。そうかも」と、言う感じかなぁ・・・

なんだか長くなってきてしまったので、いったんここでストップ。
次回に、つづきます。

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