
「好きな人には好きと言う。そうすれば相手は自分を好きになってくれる」
こにくは、このようなポリシーがありますが、これはなかなか真意をお伝えしにくい場合がございます。
「そんなの無理!」という人もいれば、
「でも、女から好きって告白はしないほうがいいって言うよね?」と言う人もいれば、
「そうか、わかった!じゃあ今すぐ好きって言ってきます!!」と、突っ走る人もいて、
いずれにも、正しく伝わっていないなと感じます。
本日はその真意を、もう少し詳しくお話しします。
告白できないのは自分のなかにコントロール欲求があるから。
恋する女性にありがちな落とし穴があって、それはあなたが「相手を好き」である気持ちは、本当の「好意」ではなく、「コントロール欲求」であるという点です。
「コントロール欲求」は「見返りを求める気持ち」とも言い換えられます。
つまり、あなたは相手に執着しており、自分の思い通りに相手を動かしたいというコントロール欲求がある状態を「好き」な状態だと思っているということ。
たとえば、
- 「彼が自分を好きになってほしい」
- 「彼が自分だけを見るようになってほしい」
- 「他の女の子と仲良くしないでほしい」
- 「嫁、彼女と別れてほしい」
- 「彼に嫌われたくない」
これ、恋する女性はみんな共感する思いかもしれません。
「だって、恋ってそういうものでしょ?」とお思いかもしれません。
「好きなら、そう思って当然!」とお思いかもしれません。
いやいや。
全然当然じゃないで!
これらはすべて、「彼」の人格と自由意志を無視したあなたの「コントロール欲求」です。
彼に「○○してほしい」もしくは「○○しないでほしい」っていう、「コントロール欲求」です。
「好意」というよりは「執着」です。
「愛」じゃない。
怯えるのは、相手がコントロール欲求を察するから。
そんな「コントロール欲求」は、しっかり相手に伝わります。
相手に「重い」と言われたことのある女性なんかは、まさにそうですね。
重いのは「コントロール欲求」で、相手に接しているから。
人間は、誰しもコントロールされることを非常に嫌がります。
「コントロールされている」という自覚がないうちはいいけど、それは行き過ぎると言語化できなくても「なんとなく嫌な感じ」とか「重い」「うざい」などの感情として、表面化します。
告白する前の段階で、相手にこの「コントロール欲求」が伝わってしまう場合は、
相手はなんともいえない息苦しさ、恐怖を感じて、あなたを避けるようになります。
特に、昔のこにくはそうでしたが、態度に「好き好きオーラ」がダダ漏れな場合なんかは、そうですね。
「好き好きオーラ」というよりは、それは「コントロール欲求」が、ダダ漏れなんです。
だから、一般的には「好きな人には自分から告白してはいけない」んです。
相手を怯えさせなければ、普通は好かれる。
好きな人に好きと言えないのは、それが「好意」ではなく相手に見返りを求める「コントロール欲求」だから。
「好きになってほしい」という見返りを得たくて、好きと言っている。
そのコントロール欲求は、相手に伝わり、結果的に相手を怯えさせてしまいます。
皮肉だけど、「好きになってほしい」と思っている間は、相手に好きになってはもらえない。
ただ、ハナっから相手もあなたを憎からず思っている場合には、この限りではなく、むしろあなたに「コントロールされたい」って思っている場合もあると思うけど。
でももしそうでない場合、あなたが相手に好きと言えないのは、あなたが相手への好意だと思っているものが、実はコントロール欲求だと薄々自分で気づいているから。
そして、往々にしてこの「コントロール欲求」は、叶わない願いであることの方が多いので、あなたは苦しみます。
「こうしてほしい」「こうあってほしい」っていう「見返り」が叶わないって薄々気づいているから、夢破れるのが怖くて告白できないんですね。
じゃーどうすれば告白できんのよ?と。
それはまた次回!
では、また!