「真実」は自分で決めるんや。

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「真実」は自分で決めるんや。

最近、facebookやいろんなネットの情報で
「貧困」とか「格差」とか「底辺」とか、そういう記事をやたらと目にする気がしています。

「若者の貧困」「高学歴ニートの残酷な現実」「底辺で生きる熟女AV女優の現実」「認知症の母と心中」とか。
思わず読んでしまい、読み終わった後に言い表しようのない「重さ」が自分に残り、読んだことを後悔することもしばしば。
思わず自分ごとかのようにいやおうのない絶望感に襲われてしまいます。

目を背けたくなるような「現実」です。

気分悪くしてまで、そんなメディアはもう見なければいいんやけど。

同時に、「これホンマか??」と疑う自分もいます。
だって、うさんくさいものがあるのも実際で。
書かれている内容が自分と遠すぎて、悲惨すぎて、ちょっとにわかに現実と信じがたいようなもので。
ライターが巧妙に「人間の性(さが)」を逆撫でするようなキャッチーで刺激的なフィクションの記事をアップしている可能性だって、あります。
おおいに。

「自分できちんと確かめて、裏とってから発言しろ」とか「それ、どこの情報ソース?」とか、
自分の目で見たものしか信じるな、メディアにだまされるな、とか、よく言われますし、
実際に「伝聞」をさも真実げに語る胡散臭い人は、たくさんいます。

しかし、こと、こういった悲惨で厳しい「現実のようなもの」は、自分が実際に目にしたり会ったりしたことがなくても、「でも本当かどうかわからない」なんて言おうものなら、非難される気がする。

「おまえは現実を知らんのだ。世の中はもっと厳しいのだ。平和ボケ女め。苦労知らずめ。」と。

でも、たとえば、非難を承知で言うならば、大きな地震とか。
自分が大阪にいて「体感」した揺れは、大きくなかったんやもん。

だから、自分にはそれが現実かそうでないかは、「自分が自分の目と耳で確認したか否か」という基準でいうならば、「ほんとかどうかわからない」になる。

実際に確かに大きな地震はあったけど、
しかしそこで起きている無数の出来事で、メディアで報道されているもののうちどれだけが真実かって、
正確に判断できる人は、多くの当事者の中にすら数少ないはず。

同時に、受け止めきれないのだ。
地震だけじゃなく、
「若者の貧困」「高学歴ニートの残酷な現実」「底辺で生きる熟女AV女優の現実」「認知症の母と心中」とか。

自分がそれを理解して「これが現実に起きている」と受け止めるには、苦しすぎる。

しかし、でも、それはそれでいいんとちゃうやろか。

受け止めきれず、目や耳を塞ぎたくなるような、自分ではどうしようもないどこかのだれかの厳しい現実に、
目を塞いでもいいんとちゃうやろか。
そして、一所懸命自分が幸せになることだけ考えていいんとちゃうやろか。

自分がまず幸せにならへんと。
飛行機で事故が起きた時だって、緊急酸素マスクはまず自分が装着しましょうっていうてるやん。
目の前で苦しんでる人がいたとして、だからこそ自分が真っ先に酸素マスクつけないと、救える命も救われへんってことやん。

こにくは、一応メディアで発信する側、作ってきた側として、いまのこの「悲惨な現実」をやたらと垂れ流す事象においては、「おまえら幸せになるな」っていう怨念やと思ってる。

そんなことばかり考えてたら、そら幸せになられへん。
だって、罪悪感生まれるもん。
世の中に絶望して、頑張ろうっていう気持ちも楽しもうっていう気持ちも、死んでまうやん。

でも、それは自分にとっては「真実」じゃない。

悲惨で深刻で残酷な現実は、「事実」かもしれないけど、こにくにとっての「真実」ではない。
「真実」は、自分で決めるねん。

だからまず、自分が一番幸せになる。
楽になる。
ゲラゲラ笑って飲んだくれてやる。

ライブのスタートを平気で2時間遅らせて、しれっとステージに出てくるアメリカのお騒がせオバハン、
ご乱心やけど、たまにええことも言わはる。

記憶にも新しい、パリのテロ勃発のとき。

「ショーを続行すると決めることはとても難しい判断で、胸を引き裂かれる思いだった。
『なぜわたしは踊っていて、楽しんでいるの? 人々が愛する人を失って泣いているときに』って。
でも、それこそが彼らの狙い。彼らはわたしたちを黙らせようとしている。
わたしたちはそんなことさせない! だから今日のショーは中止にしなかった。なぜ彼らにわたしが、わたしたちが自由を楽しむことをとめさせなくちゃいけないの?」

この言葉、こにくには刺さりました。

世界がどれだけ失意の底に沈んでも、自分だけはハッピーで笑って飲んだくれて、明日だれとなにして楽しもうかって、企ててやる。

逆に、自分がどれだけ絶望しても、世界には超ハッピーで死ぬほどおもろいことが山のようにあるって、信じる。

それがこにくの「真実」なのです。

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